2020 初秋 故郷、美山町の地で夢叶う<vol.1>

おじいちゃんとおばあちゃんへ見せたかった花嫁&家族、全員でフォトウェディング❗️

 

2020年は年が明けるとすぐに、新型コロナウィルスの世界的な感染拡大の影響が深刻となり、日本においても瞬く間に感染拡大の余波を受けて、歴史的に記録に残る恐慌な年となりました。

昨年までは、インバウンドにあやかり、当事業部では、外国人カップル様によるエローブメントウェディングが人気を博して、1年のうち数組のカップル様のご予約を頂いてきてました。

しかし、ご周知の通り、新型コロナウィルスの感染拡大予防対策が講じられた為に、外国からのお客様が日本へ入国出来なくなりましたので、今年の4月に2組のカップル様とそのご家族様が海外から来訪され、エローブメントウェディングを執り行う予定を頂いていましたが、残念なことに出来ない状況になり、来年へと延期になりました。

今年の初めの頃は、新型コロナウィルスの感染拡大が、これほど深刻になり、長引くとは想像もしていませんでしたので、6月を過ぎた頃には、落ち着くだろうと思っていた期待は裏切られ、当事業部としても、今年は、もうフォトウェディングをご利用になりたいと申し込みにこられるカップル様はいらっしゃらないだろうと、半分、諦めていたのです。

それがなんと、かやぶき民家が日本で一番多く現存し、日本の田舎を代表する、自然豊かで、心が和む美山町で生まれ育った一人の女性が、フォトウェディングのご相談へ来てくださいました。

 

新郎新婦は数年の交際期間を経て、今年の5月に結婚式をあげようと当初は予定していたのですが、新型コロナウィルスの影響を受けて結婚式の日程を変更せざるを得ない状況となりましが、生まれ育った美山町でフォトウェディングを実現したいとの想いを聞かせて頂きました。

おじいちゃんとおばあちゃんとも一緒に同居して、大きくなった新婦は、いわば、おじいちゃん、おばあちゃん子で、今、お元気に過ごしていらっしゃるおじいちゃん、おばあちゃんですが、自分の花嫁姿を見てもらいたいと強く思われたこと、また、新婦が育った美山町の中の大好きな大野地区で、フォトウェディングをしたいと、以前より強く希望されていたということを伺いました。

当事業部としては、そんな新婦のお気持ちを聞いて、とても、嬉しく感じました。 世間では毎日、気分が落ちこむニュースばかり聞かされる時だからこそ、ご自分たちの人生のスタートをそんなネガティブな風潮に負けないように実現させたい、そして、一番大好きな家族だけでお祝いをする形を取られたいとの想いへ、心から、私たちも応援したく、フォトウェディングのお手伝いをさせて頂くことになりました。

当事業部のフォトウェディングや、エローブメントウェディングは、森の京都と呼ばれている、京都丹波地域にある自然豊かな場所を贅沢にも新郎新婦のためだけに独占し、撮影できる場所がいくつもあり、完全にお二人だけにしかつくれない雰囲気をプロデュースし、撮影やセレモニーの進行を企画、実施させて頂きます。

 

今回の美山町出身の新婦さまのご希望の撮影場所もしっかりと伺い、どんな雰囲気を望んでいらっしゃるのかもカウンセリングさせて頂いて、その結果、当事業部がこれまでに撮影したことのなかった場所・美山町の中でも大野地区に限定した、ディープな場所での撮影となりました。

一年のうち、約3分の2近く、川の中に浸かってしまっている幻の川岸で撮影が出来たり、大野地区の区民の皆様には馴染みのある、由緒ある大原神社の境内、神木の緑のパワーに包まれた中で撮影ができ、また、新婦の母校であった小学校の校舎での撮影もできました。

こうしたコロナ禍でも、自然豊かな環境が広がる、森の京都の素敵な場所で、のびのびと、楽しく1日を過ごせるフォトウェディングを、京丹波ウェディングブ事業部が全力でお手伝いさせて頂きます❗️

今回のフォトウェディングの撮影をお世話になったカメラマンさんは、新婦のことを小さな時から知っている、新婦のお父様とも親交があり、いわば、同じ地域に住む、新婦にとっては親戚のおじさんみたいな方。さらに、カメラ撮影がとっても上手な、地元では有名である、下野純一さんへ、新婦のたっての願いでご指名されたその願いをきいて頂きました。

さらに、カメラ撮影がとっても上手な、地元では有名である、下野純一さんへ、新婦のたっての願いでご指名されたその願いをきいて頂きました。

下野純一さんは、新婦からの依頼を受けて、新婦のために、撮影の場所の発掘、下見、そして道作りなどの準備など、とてもご尽力を頂きました。

今回の撮影は、ご家族皆様も参加くださったり、地元地域の魅力を再発見することにも繋がったフォトウェディングとなりました。

このようなコロナ禍でしたが、この度のカップル様のフォトウェディングをプロデュースさせて頂きましたコーディネーターとしては、冥利につきまして、私自身にとっても、心から嬉しい気持ちで、サポートさせて頂き、心に残る特別な想い出となりました。

新郎と新婦へ、
お二人の末永いお幸せな人生に乾杯❗️(*^-^)

 

フォトグラファー:下野純一
フォトブック&ウェルカムボード制作:藤村香菜子
コーディネーター:林 陽子